いじめる人間とはどのような人たちなのかを分かりやすく説明していただきました。
どうもこの世には、生まれながらに犯罪者であるという不幸な人が存在するらしいです。
遺伝的に良心の欠落したサイコパスなのだそうで、欧米では人口の4%という数字があるそうです。このような前知識があるとないとでは、遭遇した時に考えることが随分違うと思います。

以下に説明してくださった方の投稿を転記させていただきます。

いじめる側はとてもひがみっぽい人間です。いつも自分と人を比較して、自分の欠点ばかり見て、自分にはかなわない優れた部分を持った子をいじめて、優越感に浸るのです。いじめられっ子に対して必ず何らかの劣等感を持っています。この劣等感はいじめっ子自身もどうしようもないもののようです。えてしていじめられる側は人のせいにはしないので、自分に非があると思ったり、いつかいじめをやめてくれるんじゃないかとか、優しくて言い返せないとかでおとなしくしてますよね。言い返してけんか出来るなら、いじめにはなりませんものね。
でも本当はいじめっ子の内面の問題なわけです。自らの劣等感と向き合い、長所も短所も含め自分を好きになり、認めることが出来れば人をいじめて勝ちほこったような錯覚を起こすこともなくなります。しかしいじめっ子は全て人のせいにするので、自分自身をも見つめることが出来ません。
いじめっ子の中にはサイコパスのように全く良心を持たない人間もいます。私はいじめっ子にはサイコパスがかなり多く存在してると思います。どんな残酷なことも平気で出来るし、その結果人が死のうが何とも思わない。自分にコンプレックスを与える人がいなくなるとせいせいする、ぐらいにしか思ってません。しかもサイコパスの場合、大人になっても変わることはないのだそうです。もうそうなると人間じゃありませんから、とにかく顔を合わさないところへ逃げるしかありません。
いじめられたからといって、自分を罰しても解決にはなりません。むしろサイコパスの場合、そういう考え方は思う壺だったりするのです。びくびくした波長もいじめっこのエサになります。堂々としていればいいんです。いじめられても自分を責める必要は全くありません。

いじめっ子は家庭環境や教育力の低下など色々な外的要因で作られる場合と、生まれつきいじめっ子になる資質を持っている場合があります。サイコパスの場合は後者の方で、恵まれた環境で何不自由なく育っていても、遺伝的に良心の部分が欠如した人間が生まれることがあるのだそうです。
そういう人たちは欧米では人口の4パーセントもいるのだそうで、表面的には誰の目にも明るくて魅力的な人柄に映るのに、実はそれは自分をよく見せたい為の演技に過ぎず、本質は嘘つきで、人を苦しめようが罪悪感を感じないのだそうです。非常に邪悪で、生まれつきの犯罪体質ですね。自分は欠点がないと思い込みたいし、自分の至らない部分を受け入れられない為に、他者を犠牲にしてでも自分を守ろうとする、ねじ曲がった自己愛の持ち主です。サイコパスについては私は↓の本は読みました。他にもいくつか書かれた本は出版されているようです。
●マーサ・スタウト著、木村博江訳『良心をもたない人たち/25人に1人という恐怖』
●M・スコット・ペック著、森英明訳『平気でうそをつく人たちー虚像と邪悪の心理学
moire_toneさんのあわれた掲示板での被害はサイコパスかどうか解りませんが、嫌がらせを楽しむという面ではサイコパス的要素は充分持ってますね。掲示板は顔が見えない分、悪質な人は言いたい放題になるでしょうからね。卑怯ですね。

匿名性のあるネットでの交流の場が、このような大人になっても治らないサイコパスたちにとって、格好の遊び場所となることは不思議ではないのかもしれません。実社会よりも、その密度は高く、サイコパス同士がネット上で出会って、結束し、悪行はエスカレートしていくのでしょう。取り締まりようがないですし、このような犯罪はこれからも横行していくのだろうと思います。