学校の先生に、すごい女性がいました。
心理学の先生でした。
授業中によく話してくれましたが、街のギャングたちと交流して、彼らを更生させようとしていました。
街の警察の理解も得ているということでしたが、けっこうの年のとても太ったおばさんです。


ご自身、喘息?なのかな? 何と言うのか知らないけど、よく呼吸を整える小さな白いプラスチックの…マウスピースと言おうか、ものを使っていましたが、そんな方が、ギャングの子どもたちと、信頼関係をむすんで、タコベルによく連れていくんだとか、ギャングたちの打ち合いに巻き込まれて、九死に一生を得たような話とか…、よく身が持つものだと、尊敬していましたが、呆気にとられたという感じも。^^;
流星群が来た時に、少し郊外の空気のきれいなところへ、彼らを連れていったとも言っていました。ギャングの子どもたちも、流星群を見られて歓声をあげていたとか。


気さくな人柄で、楽しそうにそんな話をしてくれて、きっと実際、かなり楽しんでもいるんでしょうね。
その危険なことも覚悟しつつ。

気功を習ったことがありましたが、その先生にも尊敬すべき人がありました。
この人は日本人の男性ですが、アメリカに住んでいます。
空手…だったかな? の先生でもあり、若かりし頃は世界チャンピオンでもあったとか。
子どもの頃に、自分で「気」の存在を悟って、興味を持ち、それで友達の傷を癒すこともできることを知っていたとか。
この先生の気功は独特です。…や、思い返せば、気功師さんというのは、みんなそれぞれ独特のようですけど。
それで気功というのは、たしかに効力あるけれど、難病を治すとなったら、並大抵のことじゃないのですよね。


でもこの先生は、癌患者などを自分の家に住わせて、集中的にヒーリングを施していると聞きました。お弟子さんも多くいて、手伝ってはいますが、それでも大変なご苦労だろうと思います。奥さんは愛想を尽かして日本へ行ってしまったとか…おっしゃってました。何年も前の話ですけど。

この気功の先生のクラスは有料だったけれど、ヒーリングは基本的に無料だった。クラスに参加した人たちが手伝わせながら。一人の患者を7人くらいで取り囲んでヒーリングをするのです。効果あります。

思い出せば、こうして理解を超えるほどの労力をかけて人のために尽くしている人を、私も知っていました。
数年前の出来事が、それでも私を迷わせたのは、やはり、起きた場所がこのような、「ネット」という、まだ未知の世界を通してのことだったから、正しい判断かどうか、不透明な部分が多過ぎて、確信が持てなかったし、手探り状態でした。


応援やいろんな角度からの意見が欲しいと思っていました。私はとにかく信じて飛び込むから、でも溺れないように、命綱を四方から引っ張っていてください、と声にならない叫び声をあげ続けていました。